2012/07/01

放射性物質に関する対応について

2012年7月

松浦薬業では、日頃よりお客様に安全・安心な製品をお届けするために、トレーサビリティの明確な原料生薬の確保と法令等に基づく品質管理を実施し、安全性を担保し、安心し てご使用いただける製品の製造に努めております。

国内産生薬の放射性物質に関する対応につきましては、平成 23 年 12 月 13 日付厚生労働省監視指導・麻薬対策課長通知「漢方生薬製剤原料生薬の放射性物質の検査に係る適切な方法について」と同通知に記載されている「漢方生薬製剤に用いる原料生薬の放射性物質検査方法のガイドライン」(以下、通知・ガイドライン)及び、平成 24 年 4 月 1 日より施行された新たな食品中の放射性物質の規格基準(以下、食品基準)に従い、独自の社内規定を設け、下記のとおり厳重に管理しております。

―記―

1. 国から発出された通知・ガイドラインに基づき 17 都県*産出・加工・保管の医薬品原料生薬は、放射性物質が定量下限値以下(20Bq/kg 以下)の基準に適合する原料生薬のみ使用しております。

2. 上記1.の生薬原料を使用した製品についても検査を実施し、通知・ガイドラインに適合することを確認しております。

3. 国から発出された食品基準に基づき食品に使用する原料については、基準に適合する原料のみ使用しております。尚、ロシア・EU方面産出の原料についても検査し、食品基準に適合することを確認しております。

*17 都県:「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」及び、「地方自治体の検査計画について」に基づく以下の都県 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県及び静岡県。

購入後の原料生薬の加工・保管及びこれらを原料とした製品の製造は、全て愛知県内で行っております。愛知県が実施している空間放射線量率(ガンマ線)測定値に異常はなく、当地(愛知県)への放射性物質の影響はありません。また、当地の原水は、愛知県が実施している放射能測定に放射性セシウムの検出はなく、放射性物質の影響はありません。

以上

引き続き、国や自治体等の指導に従うとともに、使用原料の安全確保及びご安心頂ける製品の製造と品質管理に努めて参りますので、変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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