2017/4/17

中国業務協力工場

浙江恵松製薬有限公司

松浦薬業は、1998年に中国杭州恵遠実業有限公司との間で、合弁会社浙江恵松製薬有限公司を設立して18年余りの間、合弁会社として業務活動を行ってまいりました。この度、浙江恵松製薬有限公司の事業拡大に伴い、中国における生薬単味エキス顆粒(医療用)製造業の業許可要件である中国独資会社とすることを決定し、浙江恵松製薬有限公司の松浦薬業の所有株式を杭州恵遠実業有限公司へ譲渡いたしました。これにより資本関係は無くなりましたが、浙江恵松製薬有限公司とは信頼互恵の関係により、従来通りの業務協力を行います。

アクセス
浙江省の省都杭州市に位置し、上海からは高速鉄道で1時間足らず。アクセスが非常に便利です。浙江恵松製薬有限公司は、生薬の栽培、加工から製品の製造、販売に至る製薬総合メーカーです。

生薬選別・加工、エキス工場

2001年に建設。23,837平方メートルの敷地内に、生薬選別・加工工場とエキス抽出工場の2棟が建っています。
生薬選別・加工工場では、中国各地から買い付けた生薬原料全てを選別し、必要に応じて刻み、粉末などに加工。製品として販売したり、エキスや製剤原料として使用されています。
エキス工場には、抽出、濃縮、カラム設備など中国では最新の設備があり、成分含量が高いエキスの製造が可能。ブルーベリーエキス、カシスエキスなどが製造されています。

製剤工場

2004年、66,670平方メートルの敷地に建設。現在、医薬品のGMP工場としてカプセル剤、錠剤、顆粒、内服液などの製品を製造し中国国内へ販売。それと同時に、海外からのOEMも積極的に行っています。

品質管理体制

工場内に試験室を設置し、HPLC、分光光度計、原子吸光光度計、GC、GC/MSなどを導入しています。成分含量、残留農薬、重金属の測定なども可能で、日本薬局方、食品衛生法に準じた試験だけでなく、EPUSPなどにも対応した試験体制も完備しています。

EP:ヨーロッパ薬局方
USP:アメリカ薬局方

ホームへ先頭へ前へ戻る